みすけ手帖

コツコツ更新するのんびり生活者の日常

インプットを続けていった先に、知の爆発は起こるのだと思っていた。

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私は小さい頃からインプット中心の生活をしてきたと思う。本を読むこと、漫画を読むこと、テレビを見ること、映画を見ること。たくさんのインプットをしていった先に、自分の中の知の爆発があるのだと子どもの頃から思っていた。

受け取る側であることには慣れているけれど、何かを発信する側であった経験はほとんどない。何かを発信するのであれば、大抵の場合ふざけているという前提で発信していた。真面目なトーンで発信をするのであれば、100%の正解を言わなければいけないと思っていたし、それができないなら何も言わない方がいいと思っていた。ふざけているという前提を置くことで、批判されたとしても自分を守ることができる安心感があった。

インプット中心でまっすぐに発信をすることを避け続けた私に待ち受けていた困難は、就職活動だったと思う。特にグループディスカッションが壊滅的に苦手で、「正解の発言」をすることを意識するあまり、自分の意見が思うように言えなかった。

与えられた選択肢の中から答えることはできるけれど、自分が考えていることを恐れずに発言できない自分の空虚さとこれまでの素行を恨んだ。最終的に、就職することはできたけれど、今でも何か自分の意見を言うことへの苦手意識は無くなっていない。

幸い社会人として何年か働いていくうちに、100%の正解を言わなければいけないという呪縛?は解かれてきたので(その呪縛に囚われていると仕事が進まない)、私はブログを始めることができた(んだと思っている)。

 

何が言いたかったかというと、インプットにこだわりすぎて発信に対してプライドを高く持ちすぎると、いざという時に言葉が喉に突っかかる人になってしまうと実体験から感じたということです。決してインプットを軽視しているわけではありません。学んだことを誰かに向けて発信すること、そして発信する場が安心できる場であることが重要だと思っています。

ブログは自分の考えていることを発信する場としてはとても優れていると思うので、今後もぼちぼちと考えていることをまとめる記事は書いていきたいです。とても読みづらい記事だったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今週のお題「爆発」